・普段何気なく目にしている「ため池」は全国に約15万、千葉県では1,252箇所ありますが、農家や水利組合、多面的機能支払活動組織、改良区等の皆様は、先人の労苦と英知によって築かれたこの貴重な財産を「守り・繋ぐ」ため、日々の点検・維持・補修をはじめ、きめ細やかな水管理等を実施しています。
・また、「ため池」の診断・更新事業は改良区・県土連等の技術職員が担当しておりますが、課題として携わる現場技術者の世代交代により、経験・専門的知識が乏しい中での診断や、設計業務等を任されるというケースが増えてきているということです。 このようなことから、新任等技術職員のための入門書となればと思い、本資料を投稿しました。 (参照:土地改良伝承 技術編)
・なお、ため池技術者は、土質工学・地質学・水理学・構造力学・材料学・測量等の基礎知識、権利関係や地権者交渉、地元負担者との協議、予算、設計・積算、施工管理等多岐にわたる知識が必要となりますが、逆に言えば、ため池の担当になれば「土地改良の全ての技術力・能力」を得ることができるともいえるでしょう。

