忠犬ハチ公のご主人である上野英三郎氏(東京帝大教授)が明治30年代に日本全国に広めた「農業土木学」「耕地整理」の精神を引き継ぐとともに、初めて土地改良に携わる官・民・学・改良区職員のために本資料を作成しました。限られた人員・予算の中で先人が築いた優れた土地改良施設や農村を守っていただいている関係者の手助けになるとともに、近年薄らいでいる官・民・改良区が「一体となって土地改良を推進する」という基本理念を再考するきっかけになれば幸いです。
共通編
そもそも耕地整理、農業土木、土地改良、農業農村整備って何? / 千葉県土地改良関係「県庁・出先機関の変遷」明治から今日まで / 水田の「使用水量」と「水収支」
気温上昇によるコメの収量・品質への影響と水管理 / 田んぼの水はどこからくるの?(嶺南小校外学習事例) / 千葉県・安房の農業その歴史 / 田んぼでお米ができるまで / 田んぼの面積・お米の量 / 田んぼの水はどこからくるの? / ため池のはなし / 令和元年房総半島を襲った台風 / 房総半島の成り立ちと地震のはなし / 農家や人々を困らせているイノシシ / 千葉県土地改良のあゆみ / 千葉県の農業・土地改良多面的機能と大山千枚田 / 大山千枚田パンフ / 知ってる?日本の農業事情
身につけておきたい能力
未来ある君たちに送る ささやかなアドバイス/20代の君へ…/社会のマナーを早く身につけろ。地を知り、人を知り、事の仕組みを知れ。年、月、週、1日のパターンを速くつかめ。何でも相談できる先輩や同僚を作れ。あせるな! 実力は経験とともに上がる。記憶に残る仕事は、記録に残せ。